言うなれば『自主性・自律性』が必要なのです。
子どもが自分なりに物事を判断し、考えて行動するようにまで成長すると一層友だちの存在は重要
になり、自主性、自律性も必要になってきます。ですから、幼稚園の生活の中でより多くの関わりを経
験させ、『自主性・自律性』を芽生えさせることが大切になってきます。
人が社会で生活してゆく(生きてゆく)ためには「人と関わる」ことがいかに大切かは誰でもわかります。
子どもの時にその関わりが十分でないと大人になってから人と関ることが苦手や苦痛になってしまいま
す。とかく昨今は人と人の関わりが薄らいできています。子どもの時に人と人の関わりの芽を伸ばし、多
くの友達を作れる人間に育てることが必要だと思います。
子どもが育つ社会環境の中でまず必要なものは『友だち』です。『友だち』と
の関わりは子どもが成長する過程で計り知れない数々の事柄を学習させてく
れます。子どもは一緒にいるだけでは友だちになれません。次の四つのことが必要になります。それらを習得する場が幼稚園です。
☆ 自分の思いがいえる ☆ 相手のことを思いやれる
☆ 共に楽しめる ☆ 自分のことをコントロールできる
友だちは人の成長の糧 ではないでしょうか